発達障害とアトピー性皮膚炎の、気になる関係

アトピー

天には、アトピーがあります。

赤ちゃんのころに発症し、その後漢方、整体などさまざまな治療を経て、小学校高学年のころには、ほぼ完治をみました。

しかし中学生になって、ふたたび皮膚に炎症が出てきています。

現在の天を見ている限り、このさきアトピーがよくなることはないだろう…という暗い予想をしています。

なぜそう思うのか、今回は、アトピー性皮膚炎と発達障害の関係を、日々の暮らしの面から考えてみたいと思います。

 

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アレルギーがあると、発達障害になりやすい?

発達障害

あくまでわたし個人の見解ですが、発達障害の子どもに、アレルギーを持っている割合が多いと考えています。または、アレルギーを持っている子どもに、発達障害が多いのかもしれません。

昔から「健全な精神は、健全な肉体に宿る」と言われるように、健康はある程度、心とからだの「両輪」の面があると思います。特に職業柄、たくさんの子どもを見ていると、からだが健康であれば心も健康である確率が高いように思います。

逆に、発達障害の傾向があるお子さんは、やたら身体をぼりぼりかいていたり、鼻をずるずるいわせていたり、と、何かしら健康でない要素を持っている場合が多いように見受けられます。からだのどこかに不調があると、多かれ少なかれ精神的にストレスがかかりますから、すこやかな精神を保ちにくいのではないでしょうか。

ただ、アレルギー性疾患に関しては、生まれつき症状があったとしても、成長するにつれて「自然によくなる」と見られてきた面もあると思います。成長とともに体力がつき、免疫力も高まって、やがてアレルギーに打ち克つ、という考え方です。

しかし、発達障害の場合、アレルギーに「自然に打ち克つ」ことはむずかしいな、と思っています。

そう考える理由がふたつ、あります。

  • バランスのとれた成長がむずかしい

成長とともに「アレルギーに打ち克つ」ためには、健全な成長が欠かせません。

食事をまんべんなく摂り、適度な運動を行い、睡眠をたっぷりとる。このような、生物としての自然なリズムを大切にした生活を送る。

その毎日の積み重ねの結果、健全な肉体が育ち、免疫系統も正常に働き、やがてはアレルギーが出にくくなる…という意味です。

しかし、発達障害の場合、食べものの好き嫌いが多い。 運動するのが嫌い。 夜型である。などの特性を持ちがちです。

つまり、健康的な生活とはほど遠い生活スタイルを独自に確立してしまうのが、発達障害なのです。もともとのアレルギー体質に加えて、さらにアレルギーによくない生活習慣を積み重ねてしまう。こうなると、成長ともにアレルギーが改善されるどころか、ますます悪化するだけになってしまいます。

これは天にも、当てはまります。完治したと思われていたアトピーが悪化し始めたのは、天が中学生になり、夜型の生活がはじまったころとリンクしているのです。不規則な生活の中では、自律神経の働きや免疫力が落ちて、アトピーを発症しやすくなってしまうのではないでしょうか。

  • 意志の力が弱い

アトピー性皮膚炎は、「かゆい」病気です。

天は、かゆくなると、血が出るまでかいてしまいます。せっかく治りかけても、またかいて悪化させてしまう。そして、どんどんかく範囲が広がっていき、全身傷だらけになってしまう。まさに悪循環です。

かゆみをおさえるために薬を飲んだり塗ったりするわけですが、かく力のほうが強くて、薬が追いつきません。

いくらかゆいといっても、血が出るまでかいていいわけはありません。赤ちゃんであれば手袋をするなどして防ぎますが、中学生にもなれば、自分で防ぐ気持ちも必要になってきます。

かゆいときに、ある程度でがまんできるか、できないか。

これは、アトピーの子どもにとっては、大きな分かれ道だと思います。

天兄も小さいころ、アトピーがありました。けれども、今はすっかりよくなっています。なぜよくなったのかいえば、中学~高校生のころに、「かかなければ悪化しない」と気づいたのだそうです。

かくのをやめると、肌の状態はみるみるよくなりました。(この場合の「よくなった」とは、アトピーの症状が出なくなった、ということで、アレルギー体質が改善された、ということではありません。)

アレルギー性疾患は、本人の「治そう」という意志がなければ、治ることはむずかしいな、というのが、わたしの実感です。そして、天は、客観的にものごとをとらえ、意志の力を働かせることがむずかしいたちですから、このさきも、血が出るまで肌をかき続けてしまうでしょう。

しかし、そう言ってしまっては、発達障害の子どもは一生アレルギーとつきあっていかなければならないのか…という、まったく希望のない話になってしまいます。

そこで、わたしが今後、天とチャレンジしていきたいと考えていることについて、少しふれておきます。注目しているのは「腸」です。

アトピー治療のカギは腸?

腸

一説には、アレルギー疾患のある子どもは腸が弱い、と言われています。そして、腸は脳とも密接に関係しています。腸内環境を整えることで、アレルギー物質が脳に流れこむのを防ぎ、発達障害が改善するとも言われています。

昔、天がお世話になった整体の先生にも、「腸が大事」とは、よく言われていました。そこでは、腸のマッサージも欠かさず行われていました。

当時のわたしは「脳」と「心」にばかり注目していてぴんと来なかったのですが、その後自分なりに調べて考えを深めていくうちに、確かに腸が「心身ともに健康」のポイントになるかもしれない、という気がしています。

腸活については、今後さらに研究を深め、天との二人三脚による試行錯誤を経て、またお知らせできれば、と思っています。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

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学習塾を経営しながら、発達障害グレーゾーン中学生の息子・天を絶賛子育て中。 楽しかったり楽しくなかったり、うれしかったりうれしくなかったりする天との毎日を、母の目から率直につづります。